薬剤師の在宅訪問
薬剤師が自宅までお薬をお届け
患者さまのご自宅やご入居先に、医師の処方せんをもとに、調剤したお薬を薬剤師がお届けし、患者さまに最適な薬物療法ができるようサポートいたします。
また、長崎市内の薬剤師(有志)たちが集まり、在宅医療に力を入れたネットワークにも参加しております。(長崎薬剤師在宅医療研究会/通称:P-ネット)
※P-ネットについて詳しく見る
「薬を取りに行けない」「薬が飲みにくい」 「服薬の介助に時間がかかる」などお悩みのある方はお気軽にご相談ください。
こんな時はお気軽にご相談ください
- 薬局まで行くのが大変⇒薬剤師がご自宅に訪問し、薬の説明をします。
- 薬を飲み忘れてしまう⇒お薬カレンダーやお薬箱を使って、薬の管理をお手伝いします。
- 薬の管理ができない⇒きちんと服用できるよう、複数の薬を服用分ごとにまとめます。飲み忘れがないか残っている薬の確認を行い、薬の整理をお手伝いします。
- 薬が飲みにくくなってきた⇒患者さまの状態にあわせて、飲みやすいように薬の形状を工夫します。
地域連携薬局
地域連携薬局とは
2019年12月4日、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律」が公布されました。これに基づき、2021年8月1日より「地域連携薬局」の認定制度がスタートしました。
外来の受診時だけではなく、入退院の前後や在宅医療において、各医療提供施設と連携して継続的に患者さまを支援することができる薬局です。
できること
- 医療機関との情報共有を通じて、連携を強化し、患者さまに適切な支援を行います
⇒トレーシングレポート(服用状況や副作用の発現状況等の情報の中で、次回診察時に必要だと判断した内容を文書にしたもの)等を用いて医療機関と連携しながら、安全な薬物治療をサポートいたします。 - ご高齢の方・お身体の不自由な方にもやさしい構造設備になっています
⇒スロープや手すりの設置、車いすでも利用可能なトイレ等、ご高齢の方やお身体の不自由な方にも安心してご利用いただけるように、構造設備の面からも患者さまをサポートいたします。 - 点滴薬等の無菌環境が必要な、専門的調剤を実施する体制を整えています
⇒在宅医療において点滴薬等が必要な病態の患者さまにも、無菌環境で調製できる体制(または近隣の薬局と連携して調製できる体制)を整えています。 - 高度管理医療機器の販売体制を整えています
⇒高度管理医療機器等の販売業の許可を取得しています。必要に応じた高度管理医療機器の販売体制を整えています。 - 地域の医療提供施設の「医薬品情報室」として、さまざまな情報を発信しています
⇒地域の他の医療提供施設に、医薬品の安全性や有効性に関わる適正使用情報を提供する等、地域医療における医薬品情報室としての役割を担い、地域医療の質的向上に貢献できるような薬局を目指しています。 - 地域医療連携を円滑に行えるように、研修を受けた薬剤師を配置しています
⇒研修を受けた薬剤師が、多職種連携会議等に参加し、円滑に地域医療連携が行えるように体制を整えています。
学校薬剤師
学校薬剤師って知ってる?
毎日学校に居るわけでは無いので、ご存じの無い方も多いと思いますが、幼稚園、小学校、中学校、高等学校には、学校医、学校歯科医と共に学校薬剤師を必ず置くことになっています。(学校保健安全法第23条)では、学校薬剤師はどんな仕事をするのでしょうか?
学校で児童、生徒および職員の皆さんが安全で健康な生活を送れるよう、学校の環境衛生について検査をしたり、アドバイスをしたりします。
また、薬についての教育も行っています。
活動内容
- 飲料水の検査
- プール水の検査
- 教室などの照度・照明
- 教室などの空気検査
- 覚せい剤や麻薬等の乱用防止教育
- 薬の正しい使い方教育
- 学校給食施設・設備の定期検査
講演会・お薬相談会の実施
各地で相談会を実施しております
長崎県の在宅医療推進事業の一環として、各地区の公民館にて、薬剤師の在宅医療やかかりつけ薬剤師を持つことの意義などについて講演を行っています。
その地区のご高齢の方にお集まりいただき、薬剤師にできること、かかりつけ薬剤師を持っていただくことで、皆様の健康な生活維持のお手伝いが出来ることを伝えさせていただいております。
毎回たくさんのご質問も頂き、世間話なども交え、楽しい時間を過ごさせて頂いております。
禁煙サポート
禁煙を考えている方はご相談ください
「禁煙したいがどうしたらいいかわからない」「禁煙補助薬の使い方がわからない」方に対して、その人に合った禁煙方法や禁煙補助薬の正しい使い方などを無料でアドバイスしています。
身近な薬局の禁煙相談を是非ご利用ください。
(※注釈:禁煙補助薬の購入費は自己負担になります)